不信感。
ちょっと大きな仕事が舞い込んできた。
この案件でお客様に満足してもらえれば、今後定期的な依頼をくださる可能性があるという。毎月講演やセミナーなどを行っているのだそうだ。
しかし、今回のお客様は、以前テープ起こし業者に手痛い目に遭っているらしく
多少なりとも不信感を持っているようだ。
よくよく話を聞いてみると、ただでさえテープ起こしのイメージは悪いのに(※)
「勘弁してよ」と言いたくなるような話であった。
※「テープ起こし」は、某テレビ局の在宅ワーク特集でもいい加減な放送をしてくれたおかげで、「音声を聴いてワープロ等で打つだけ」のようなイメージも持たれてしまっている。
さらに某社の内職商法としてテープ起こしを利用されたこともあり、「誰でも簡単」「空いた時間に」「高収入」といったうたい文句が定着した感も否めない。
お客様の話を話半分に聞いたとしても、その業者はあってはならない業者だと言っていいと思う。
最初に「できる」というから依頼したのに、音声を送付してから1カ月放置され
挙げ句の果てに納期をだいぶ過ぎてから「できませんでした」と送り返された。
話半分に聞く……聞いてみたけど、やはりお客様に問題があったとは思えない。
確かに、最初の打ち合わせでとことんお客様と話を詰めてしまえば、あとは納期期日まで連絡を取らずとも済んでしまうことがある。
故に、質問事項などがない限り連絡を取らないまま……ということが、わたしもある(苦笑)
しかし、あるにはあるが新規のお客様に対してソレをやるのはさまざまな面で問題が発生しそうなため、進捗状況だけは伝えるようにしている。ある程度、信頼関係のできあがった常連のお客様に対しては、納期期日まで放置ということをやってしまっているが……(^^;)
この部分、仮にお客様に問題があったとしても、やはり1カ月放置はないだろう。
「この客との取引は勘弁したい」と思ったら即日断るはずなので、音沙汰なし……の原因がお客様にあるとは考えにくい。
また「できる」といったのに「できませんでした」と返した?
これも普通に考えてお客様に問題があったとは考えにくい。
お客様が無理難題をふっかけた……としても、やはり「それは無理」と思えば
その場で断るのが普通だろう。納期過ぎて「できません」はあり得ない。
そんな い い 加 減 な 業 者 が存在するなど認めたくないのだが
話半分に聞いたとしても認めるしかないように思う。
一度さんざんな目に遭ったのに、もう一度業者を利用する気になったお客様。
数あるテープ起こし業者の中で当事務所をお選びくださったお客様。
一度芽生えてしまったテープ起こし業者に対する不信感を、今回ぬぐい去ることができれば万々歳だぞと、ちょびっと自分にプレッシャーを掛けています(苦笑)
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